新人公演

が、終わりました。

『機械仕掛けの方舟』
と、
『GIRLS』

の2本立てでした。

わたしが出たのは後者で、普通の大学生の女の子の役。


というか、久々にお芝居やりました。


高３の春ぐらいからやってなかったんだけど、
自分が高校入ってからいかに偉そうに芝居やってたかが分かったです。

研究と訓練の連続、だなとつくづく受験の時に感じていたのだけど、
あ　それは役者をやるならばってことで、
確かにそうなんだけど、
わたしがいかに頭だけでやっていたかがだな。

分かったというわけで。


表現に落とし込むってところを欠いていたのだな。

表現って表現すげー嫌いなんだけどさ。

頭で考える。じゃあそれをどこで出すか。何をするか。
そこにまた違ったベクトルの研究が必要になってくる。
普遍の観察。
具体的に言うと女子の「可愛い」の発音が妙に半音高くなるとか
そういうことになるんだろうか。

話を聞いているようで、聞いていないような。
何も無いようで、やっぱり何も無いんだけど、絶対的に何かある、あるしー、みたいな。
修正され修正され湾曲したスタンダードを独特に持っている感じとか。
それをみんなで「可愛い可愛い」言うとか。

女の子ってすごい気持ち悪いんだよね。

でもそこが、可愛い。




うーん久しぶりに演劇やったけど楽しかったんだろうなー、自分は。
毎度毎度やめたいって思うんだけどね。
しんどいじゃん。根本的に。
今度、友人と話したいな。

でも、そういうのを努力とか向上とか言っちゃうってのは違う気がする。

つけ上がっている気がするんだ。それは。



あとは体だ。やっぱり体の使い方が自分は汚い。

でもねー、新歓公演のときダブル主演の一人だった先輩に
共演したいって言ってもらえたのがすげー嬉しかったんだ。
まあ本当かどうかなんてどっちでもいいんだけどさ。

しかもトイレ越しの会話だったし向こう酔ってたしなぁ。

まあ本当かどうかなんてどっちでもいいんだ。


いやしかし、ほんとのところ　ってのを追求していくのが
一番　建設的なんだろうな、あの人ならそう言うだろう。
嘘っぽいことにこだわっても事実、成長できないのは
明らかすぎるもんなぁ。


そんなこんなでした。

あとツイッターとかブログとかでこういうの書くの抵抗あるんだ。

宣伝ツイートのあとに反省とかダメ出しツイートがくると
ネタバレしてるような罪悪感に駆られる。

でもまあ偉い感じの人がやってたからいいや。いいわ。


あとは多分、何重にもダサいんだよ。自分は。






ということで、6月30日に彼女は死にました。さようなら彼女。


もっと手厚く葬ってあげたかった、君はずっと可愛い人だったよ。