明日もてめえと面合わせなきゃなんねーのか

信じらんないよ。
もう。


日が落ちる前に帰ろう
そう思って自転車を動かした
乗ろうとすると風が吹く
吹き終わると後ろから金切り声がする

追いつかれた

今日もだ
ついでに言うと一昨日、それから先月の今日もそうだった
もうこれは日常だいつもだ

慌てる→乗り込む　稼動、侵食
赤い光に呑まれたらゲームオーバー

ちなみに机と教室の壁の間に時々座っている奴
あれと目を合わせてもゲームオーバー　お前死ぬぞ

化学室、振り返るだけでゲームオーバー
～13:00、～16:00　この時間帯はいるだけゲームオーバー
どうやら容量の問題らしいが


奴は、ああ教室の彼じゃない方の、そうそいつ。

奴は、一定期間でレベルアップとテンションダウンを繰り返している
発生から遅くて10秒以内にこちらからの応答がなければ
愛想と塩酸を振り撒いて自爆する
5時間以内に脳内及び肺に付着しないと焦げてしまう
1年後にはどんな環境であれ殆どが死滅する
奴らは必死だ
奴らに心は無い

奴らにも歴史と進化があった　それで今日に至るとしよう

最近の奴らは特に心を持たない
最近の奴らは主に特殊的あるいは大衆的な人種を好む
最近の奴らは滅法、その運動及び生活を怠り

数年後には完全に死滅するだろう



20億光年後、奴らは消える。



ああすぐ後ろにいるよ
危ない、危ない、貴方はすごく危ない

奴らの特異なその音声に負けるな


決して屈するな
愛想と喧騒と武器にせよ

どんなに卑屈でも構わない



僕らは戦わなくちゃならないんだ

コミュニケーション